ひなげし日記

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「錦織圭の左手」 5月17日


“大浮世絵展” の図録に、名古屋市博物館副館長の神谷浩さんが書かれた気になる
文章がありました。

「『写楽は・・・手首の描き方が応々にしておかしな場合がある。この江戸兵衛も
その一つに入れられよう・・・』という解説を読んだことがある。デフォルメが強烈
すぎてなかなか共感されづらかった鬼次(歌舞伎役者)の手だが、
テニスの錦織圭の左手は、大谷鬼次と同じ形に開いているのである。」

活躍目覚ましい錦織圭選手の左手は、確かに浮世絵と同じ開きでした。

c0267692_23133467.jpg


文は「写楽は、指先まで気を配って演技をする大谷鬼次の、役者としてのまっとうな
姿を描いているだけなのである。」と続いています。

こんな風に演技を表現した、写楽の観察眼はすごいなと思うし、
世界ランキング9位の錦織選手の左手もすごいなって思うし、
写楽の描写と、錦織選手の手の動きを結びつけた神谷さんもすごいなと思います。

そして一番すごいなと感じるのは、歌舞伎役者の鬼次の演技です。
江戸時代にタイムスリップして芝居小屋に潜り込んで、歌舞伎を楽しみたいものです。

歌舞伎役者は流行色を生み、トレンドセッターだったとか。
彼らは、情熱的に舞台をこなすファッションリーダーだったのですね。
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by hinageshi1128 | 2014-05-17 23:38 | カラー&デザイン | Comments(2)
Commented by maron03m at 2014-05-18 10:01
写楽の手の形を実際にやってみようとしたら、あんな形に手は開きませんでしたが、、、テニスで打ち返すポーズをとってみると確かにパーの方が力が入るし角度によっては写楽の手に見える気がしました。力を入れる時に無意識に写楽の手になるのかもしれません。プロのスポーツプレーヤーさんの記事があったら注意深く見てみたいと思います。
Commented by hinageshi1128 at 2014-05-18 23:16
なるほど!テニスのポーズは試しませんでした(°_°)
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レトロなものが好きで西洋館巡りや、四季を感じるオーガニックライフを楽しんでいます。


by ひなげし
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