「タイル 近代都市の表面」展 12月25日
12月22日、愛知県陶磁美術館に行ってきました。片道2時間半かかりました。
美術館は瀬戸市にあり、愛・地球博記念公園の近くです。
広々とした公園の中に美術館の建物が点在しています。
後2日で終わるということで、慌てて「タイル展」を観に行きました。
タイルは建物の外装材として優れていただけではなく、装飾的にも優れていたという事です。
質感・模様・レリーフ・色合いなどバリエーションに富み、明治〜昭和期の街を彩った事が伺えます。
組み合わせて大壁面を作る、レリーフアートのようなタイルもありました。
一番見たかったのは、マジョリカタイル。色合いも、図案もとても可憐です。
ライト設計の帝国ホテル。明治村でロビーに入った瞬間、特別な場所に入り込んだ感覚を覚えました。
あのロビーと比べたら、小さくてたった一個なのに完成された形。見入ってしまいました。
頭をよぎったのは、Casaにあった文『「神は細部に宿る」とのたまったのは、ミースだが、
実際に細部を作り込んだのは、こちらライトのほうだった。』です。実感しました。
美術館に行くのに乗ったリニモ。駅のアイコンがとてもかわいい。
地球博公園の観覧車。
美術館の2階には、縄文土器が触れるくらい(触りませんが)の位置に展示されていてビックリ。
他にも素晴らしい焼き物がいっぱいあり、さすが焼き物の産地、愛知県です。
タイル展で紹介されていた建物を見たくなりました。タイルで装飾された建物がどんどん
減っていく。。。寂しいですね。
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by hinageshi1128
| 2015-12-25 17:13
| カルチャー・アート・音楽・映画