「鴨江アートセンターにて」 2月28日
いつもの年なら今日で2月が終わり。明日迄あると思うと1日でも嬉しい。
先週末、2日続けて鴨江アートセンターのイベントに参加しました。
26日、浜松市役所主催「かんばんどうでしょう?」。浜松の看板のこれからを話合いました。
①テーマ「浜松とは…?」4〜5人のメンバーで、各自思ったことを付箋に書きます。
似た意見をまとめ、タイトルを付けます。私は、なるべく感覚的な事を書きました。
「光がいっぱい」「イベント好き」「学習好き」「方言と気づかず堂々と使う」
「案外親切」など。後はやっぱり「湖遊び」。
②テーマ「良い看板とは…?」私の意見は、王道で「場所の事を考えている」「○○過ぎない」
「伝える役割を果たしている」「ちゃんとデザインされている」など。
③テーマ「浜松らしい看板とは…?」①②と道筋を付けたから皆さんまとめてね・・・。
ということだと思うのですが、皆さんここでペンが止まります。理由は①の項目が多いから。
浜松は広域で市街地、再開発地区、海、湖、山、田園地帯と様々です。私は「浜松の顔
としての浜松駅前」をメインで考え、後は各場所の特性を生かすのが良いのかなと思います。
メンバーからは、駅前広場に「浜松特産品鳩時計」を、という意見が出ました。
時間がくると、うなぎが出たり、みかんや家康君が出たり、それを皆で拍手する。
花がいっぱいで賑やかな浜松駅前に、イベント好きな浜松っ子が集まる。楽しそうですね。
告知には「素敵な看板写真を持ってくる」とあったのですが、時間がなくて見せ合ったり
話し合ったりができなくて残念でした・・・と言いつつ見てもらいました。
「娯楽施設/パチンコ屋」さんの看板。寒色系で爽やか、のぼり旗も少なく、
電飾看板も無くて(記憶ですが)好印象。一番目立つのは電飾だと思うので。
こちらは「美容院」。スタイリッシュな建物が街中に良く合います。3分割で大胆な
構成ですが、白でフレーミングされていてスッキリしています。モードな写真が
美容院らしさを表していると思います。というか貸物件でしたね。。。
27日、「アートの仕事、デザインの仕事 出会い方、働き方」。浜松で活動されている、
「AKIRA OSAWA」さんと、「SIPHON GRAPHICA」さんのお話を聞きました。
お二人ともざっくばらんに、今に至る経緯や、仕事の話をしてくれました。
好きでやってきた事が仕事に繋がった事。量産をする事で力が付く。パソコンの中で
作品を作らない。空気や手触り、人との関係などが大切で、パソコンは画材の一つと捉える。
チームワークが大切な事。人が仕事を運んでくれる事。などなど・・・。
仕事を奪い合ったり独占するのではなく、得意な分野は得意な人にやってもらったり、
仕事を紹介し合ったりと、繋がりが大切と強調されていました。
デザイナーの横の繋がりつくりのために「Dorg」という活動もされているそうです。
これからアートやデザインの仕事をしたい、若い人向けのお話でしたが、
私も聞いていて、ワクワクしました。
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by hinageshi1128
| 2016-02-28 23:09
| カルチャー・アート・音楽・映画