ひなげし日記

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「旧住吉浄水場」 4月5日


4月3日「旧住吉浄水場」の施設見学に参加しました。一般開放は4年ぶりです。
関東大震災後の防火用水として各地に水道施設が建設されたそうで、ここは
1931年に建設され、1965年に役割を終えました。現在は国の登録有形文化財に
指定されています。


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大きくて、いろいろな装飾が施されているポンプ室。1920〜30年代に流行した
放物的アーチ形を取り入れた楕円形の窓。


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マンホールも楕円です(蓋を開ける時注意ですね)。


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ポンプ室上部は美しい漆喰のレリーフです。これから改修?それとも展示でしょうか?


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玄関ポーチにも小さな円の装飾。床のタイルもかわいいです。


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中側から見た入り口。アシンメトリーに配置した松のステンドグラス。


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中に入ると工業油のにおいがして、たくさんのポンプが並んでいました。
外観は装飾的でもやっぱり産業遺産ですね。


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「さくら」や「春の小川」など季節の曲を演奏中でした。


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吹きガラスをカットしたランプシェード。取り付け部分も美しいです。


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きっちりデザインされた文字。


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ポンプ室より高い位置にある配水池。水の供給には高低がとても重要で、ポンプ室にも
高低がありました。白い横ラインスはスクラッチタイルで、半円の欄間窓も装飾的です。


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水道施設なのに装飾的な理由は、町の近代化の象徴や誇りとして市民に
アピールしたり、市民が希望を感じられるデザインにしたという事です。

天竜川から送水された水は、まず、着水井(ちゃくすいせい)に到着します。
ここにも装飾的な柱が見てとれます。


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ポンプ室には各地の水道施設の写真がありました。どの施設も外観デザインが
魅力的でしたが、一番心魅かれたのは水戸市の配水塔です。


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デザイン史では、産業革命期にイギリスで機械に装飾を施す事が流行し、
ウイリアム・モリス達が批判をして・・・と授業では伝えてきましたが、
こうした施設を見学し説明を聞くと、その時代の空気を感じて、いろいろな視点で
話をしなくてはいけないと、感じました。



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by hinageshi1128 | 2016-04-05 18:14 | レトロ | Comments(5)
Commented by higashimory at 2016-04-06 22:19
住吉の浄水場って、懐かしい久しぶりに聞く場所‥小学校の時、遠足に行ったり遊びに行ったりした記憶があります
こんなに素敵な建物があったんですね
Commented by hinageshi1128 at 2016-04-07 21:27
私も遠足に行った記憶はあるけど、具体的に覚えていないので感動しました。
Commented by raccoon-k at 2016-04-12 17:39
楕円のマンホール、落ちないか心配になりますね。
配水塔はデザインもさる事ながら、その配色にも目を惹かれます!
Commented by hinageshi1128 at 2016-04-12 23:45
raccoon-kさん、コメントをありがとうございます。お気に入り登録しました。私のブログもお気に入り登録していただけると嬉しいです。

ここで、問題発生。どなたなのかが分かりません。出席番号を教えていただくか、非公開で名前を教えてくださいね。
Commented at 2016-04-19 00:25
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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レトロなものが好きで西洋館巡りや、四季を感じるオーガニックライフを楽しんでいます。


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