ひなげし日記

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「北欧旅・ヘルシンキ1 続き」8月31日


【7月22日】ヘルシンキ2日目の続き

ランチの後、ヘルシンキの北西部、閑静な住宅街にあるアアルトの自邸兼事務所を
訪ねました。アアルトは建築・インテリア・都市計画など、いろいろな分野で活躍し
「フィンランド・モダンデザインの父」と呼ばれました。

アアルトの名を知ったのは、静岡市にかつてあったデザインセンターです。下の写真の
椅子が展示されていて、美しいフォルムだなと思った記憶があります。


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アアルトの自邸は緑の中に建ち、漆喰の白と焦げ茶のコントラストが美しい。


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ネットでアアルト建築を調べていると次のような文章がありました。
『1936年に完成したアアルトの家は、簡潔さのモデルでもあり、他の建築プロジェクトの
雛形にもなりました。ーーーーーデザイン好きな人なら誰にとっても、この傑作は、
巨匠が簡潔さを通じて美を追求した大傑作と言えましょう。』
まさしく、その通りの建物でした。

室内写真も撮れたのですが、SNSアップして良いか確認していないので
以下の写真は本から借りました。

事務所は高めの窓から光が差し込み、窓からは庭の緑が眺められ、穏やかな
時間が流れていました。ガイドさんの話では、アアルトは日本の住宅・素材に
興味を持ち、それらを取り入れたそうです。事務所の壁には畳表のようなもの
(ゴザ)が貼られていて、柔らかな空間を作っていました。


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リビングへの入り口は引き戸で、こちらも日本住宅の作りを取り入れたそうです。
ここが開き戸だったらと想像すると、引き戸の良さが見えてきます。
トイレも引き戸でしたが、狭いトイレと狭い廊下、どちらの空間もうまく
使えるのは引き戸なんですね。日本建築の魅力を再認識です。


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見学した時には、窓にすだれが掛かっていました。い草(畳表)や竹は、優しくて
より自然で、空間が息をしている感覚です。


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室内は心地よくて、窓から見える庭の緑は美しくて、ため息が出るのですが
そこには奇やてらいはなく、贅沢でもない。デザイン史で学んだ事を思い出しました。
そもそもデザインとはそういうものだという事を。

近くの『アアルト・アトリエ』にも行きましたが、見学日ではなく外観のみです。


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1955年完成。白壁の曲線が特徴的。


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庭で拾ったトウヒの松ぽっくりです。


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天気が良かったのに、雷がゴロゴロ鳴り雨がザーザー。。。傘を持っていなかったので
30分程雨宿り。雨が上がったので超特急でトラムに向かいました。ピンボケましたが
緑が美しい高級住宅街でした。


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特別な場所で、特別な時間を過ごしました。



  ***** 続く *****







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by hinageshi1128 | 2017-08-31 15:57 | 旅&お出かけ | Comments(0)
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レトロなものが好きで西洋館巡りや、四季を感じるオーガニックライフを楽しんでいます。


by ひなげし
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